地図 - アリススプリングス (Alice Springs)

アリススプリングス (Alice Springs)
アリススプリングス(Alice Springs)は、オーストラリアのノーザンテリトリー(北部準州)にある都市. 単に「The Alice」とも呼ばれる. 人口は2万6534人(2018年)で、北部準州では首府のダーウィンに次ぎ2番目に人口が多い. 古くからこの地に居住してきたは、この地をムバーントゥワ(Mparntwe)と呼んでいる.

当初はスチュアート(Stuart)と名付けられ、オーストラリア大陸の奥地、いわゆる「アウトバック」における、南北交通の拠点として建設された. スチュアートにはアウトバック最大の電信中継所が設けられ、これはロンドンからシドニーまでを繋ぐ遠大な電報網の重要な基地であった. この電信中継所のすぐ傍に湧き水が見られた. この湧き水は、南オーストラリア州(当時北部準州は南オーストラリア州が管轄していた)電信監督官であったチャールズ・トッド(Charles Todd)の妻アリス・トッド(Alice Todd)にちなんで、アリススプリングスと名付けられた. 電信中継所もアリススプリングスを名乗ったため、次第にスチュアートよりもアリススプリングスが一般的な呼称となっていった. 1929年にアデレードからの鉄道がスチュアートに達し、駅が既存市街地の南部に設けられたため街自体も南側に移動した. この結果、電信中継所の周囲は公園として整備し、電信中継所の建物は博物館として保存したものの、市街地はアリススプリングス(湧き水)からは離れた. それでも、この名を街の名前として使う住民が多く、議論の末、1933年には正式にスチュアートはアリススプリングスに名称変更された. ただ、アデレードからアリススプリングスを通ってダーウィンに至る道路は、現在もスチュアート・ハイウェイ(Stuart Highway)と呼ばれている. また町の通りの1本にも、スチュアート・テラス(Stuart Terrace )と名前が残っている.

なお、アリススプリングスにはRegency Museum of Aborigines and Northan Territoryと言う、歴史に関する公営の博物館も設置されている.

 
地図 - アリススプリングス (Alice Springs)
国 - オーストラリア
オーストラリアの国旗
オーストラリア連邦(オーストラリアれんぽう、) 、通称オーストラリア() は、オセアニアに位置し、オーストラリア大陸本土、タスマニア島及び多数の小島から成る連邦立憲君主制国家. 首都はキャンベラ. 最大の都市はシドニー.

イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国となっている. 日本での略称は豪州(ごうしゅう)である. 総面積は世界第6位である. 近隣諸国としては、北にパプアニューギニア・インドネシア・東ティモール、北東にソロモン諸島・バヌアツ、東はトンガ・ニューカレドニア・フィジー、南東2,000km先にニュージーランドがある.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
AUD オーストラリア・ドル (Australian dollar) $ 2
ISO 言語
EN 英語 (English language)
Neighbourhood - 国